うつ病発症〜その1〜





心療内科受診

気分が落ち込むようになって数週間が経過した。一向に気分が向上する兆しはなく、下降線を辿っていた。
このままではまずいと心療内科を受診することにした。

僕は以前にも気分が塞ぎこんだ時期があって何度か心療内科を受診したことがあったので、僕にとっては敷居は高いものではなかった。

受診の30分前に到着し、問診票に1問ずつ回答を記入。そして予約時間がきて名前が呼ばれて診察室に入室。

受診までの経緯や既往歴、家族歴などを聞かれ答えていくという進め方。僕の担当になった先生はちゃんと患者の話を聞いてくれて、向き合ってくれるいい先生だ。

一通り問診が終わり、先生から出た言葉が、

「今の段階で診断書書いて休職できますが、どうしますか」

この時に素直に休職して心身を休めるべきだったが、僕は断ってしまった。

僕の中には考えがあって、まず入社してまだ二ヶ月しか経っていなく休むのが気まずいこと。もう一つは臨床の仕事に戻りたいという気持ちが強くあって、休職の期間を作ってしまうと転職に不利に働いてしまうということだ。

 

抗うつ薬処方

その日はSNRIである「リフレックス」を1錠/day、頓服の睡眠導入剤「ブロチゾラム」を処方されて診察終了。

週が明けて心療内科を受診したことを、メンターの先輩社員、直属の上司、週に2回来てくれる保健師の方に報告。まずは内服を初めて様子をみてみるということになった。

 

先ほど上の方でも書いたが、臨床に戻りたいという気持ちが日に日に強くなっていった。臨床の仕事ではそれなりに自信があってスムーズに仕事を回していたし、臨床の仕事に戻ればまた元の自分を取り戻せると思ったからだ。

 

臨床工学技士のエージェントに登録

臨床工学技士専門のエージェントに登録し、日々求人情報を吟味していた。やはり僕の資格は求人が少ない。

書類選考で落とされてしまったり、応募しても音沙汰がない日々が続いた。今思えば、うつ病になってしまっている時にこのような転職活動をしていることも精神を追い詰めていたのではないかと思う。

仕事で精神を追い詰められて、転職活動でも精神を追い詰められていた矢先、面接をしてくれる病院が現れた。

ようやく臨床に戻れるという小さな兆しが見えたことで、僕の頭の中では今の会社は「退職する」という言葉しか存在していなかった。





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