【感想】うつヌケを読んでみて【ネタバレなし】


はじめに

今年の流行語大賞にノミネートされたことからわかるように、世間をにぎわせた作品である。

まず最初に断っておきたいのは、この作品は読み手によっては「毒」になるということ。重度のうつ病の方や、身の回りに頼る人などがいない場合この作品は読まないことをお勧めする。

この作品は作者のうつ病脱出体験をベースに、また同様にうつ病からの脱出に成功した人たちをレポートする画期的なドキュメンタリーコミックとなっている。

 

画風について

まず画風についてだが、「手塚治虫」風の画調となっている。そもそもこの作者はデビュー当時はシュールな下ネタギャグを劇画調で描いていたが、担当者から「作画が時代に合っていない」と指摘され、新しい画風を模索するうちに流行の絵ではなく「一世風靡した諸先輩の絵柄を読者に再評価して欲しい」に至り、不惑を前に手塚治虫の絵柄で下ネタギャグを展開する作風を確立した。

さらに本宮ひろ志や藤子不二雄、永井豪、西原理恵子、水木しげる、松本零士などの絵柄でも作品を書いている。

 

オムニバス形式となっている

次に登場人物だが、作者の田中圭一をはじめ、大槻ケンヂ、宮内悠介、内田樹といった有名人から、OL、編集者、教師、AV監督など多様な顔ぶれとなっている。

オムニバス形式のため、一人一人のエピソードは長く描かれていないが、それぞれのうつ病になったきっかけやうつ病を克服するまでの過程が描かれている。

 

注意点

しかし、これらの登場人物は元々何かしら特別なスキルを持っていたり、家族の絆を持っていたり、社会的基盤がしっかりとした人達ばかりである。

だから僕は特別なスキルを持っていなかったり、家族や友達のサポートを受けられる環境にない人には読むことをお勧めしない。何も無い自分にはどうやって救われたらいいのかと悩んでしまい、厳しい現実に叩きつけられ、それがうつ病を悪化させるからである。

 

ちょっと最近元気ないなぁという人にはおすすめ

この本は社会的基盤がしっかりある人で、誰かしらのサポートを受けられる人にとっては特効薬になりうる。「ちょっと最近元気無いかな」って人にはぜひ読んでもらいたい作品である。きっとうつを抜けられるきっかけやヒントになると思う。

うつ病って身近な物なんだなって一般の人達に知らしめた功績は大きいのかもしれない。

 

みんなの評価

肯定的評価

「うつ」と「そう」を両方持っている人が躁うつ病です。「そう」は、気分が高揚している状態なので、周りに迷惑を与えなければ問題なしです。けれど、「うつ」は、自殺祈念思考が現れたら問題です。私も数回、自殺未遂です。その都度、閉鎖病院に入ってます。(原因は仕事のストレス)(1日14時間ぐらい働きます。)うつ状態が色んな思考で現れるので参考になりました。

出典:amazon

自分がヌケたときとかなり共通点がありました。
朝自分を褒めること、先月から試していますが
朝起きがけの嫌な気分

を打ち消すことができ、
辛くて仕事に行きたくないと思う日がなくなりました。

この本は最近知って読みましたが、
わかやすくて素晴らしい本だと思います。
でも自分がウツ真っ只中のときに出合っていたら、この本で救われたかどうかは疑問です。
治った今だから、客観的に読めていいのかもしれません。

出典:amazon

どうしようもなく辛く、自分の中で解決の糸口が無い時に見つけ手に取りました。
様々なパターンの方のうつになる過程と克服するきっかけを見る事で、自分の思考の癖と認知の歪みの気付きに近付けた気がします。弱音を吐ける相手や、話を聞いて貰う事も申し訳なく一人で参っていたので、共感できる部分を感じて一人じゃないと思う事が出来ました。
また辛い状態がひどくなった時は何度も読みたい作品です。読んだら治る、という薬のような作品ではもちろんないですが、読みやすく、自分を知るきっかけになるオススメの本です。

出典:amazon

批判的評価

期待し過ぎていたせいもあるとは思いますが、内容は残念なものでした。
Aさんの例・Bさんの例、、、よくある「うつ克服本」と形態は同じで、マンガだから取っ付き易いだけだと思います。
しかも登場人物は皆、協力者が沢山いて、社会的にも恵まれた人ばかりでした。
何かヒントはあるか、次は何かあるか、と期待しながら読み終わって、全く残るものが何も無かったし、逆に自分が惨めになっりました。

出典:amazon

どうして、この人自分の体験をもっと掘り下げて書かなかったんでしょう?自分の体験はほんの数ページで終わり、あとは他人の経験ですが、それも数ページで終わり。マンガの数ページって相当情報少ないですよ…。
AV監督さんは、仕事でちょっと関わっただけの他人の病気を勝手に語らないでください。多重人格ではなく解離性同一性障害です。わたし自身が解離性同一性障害です。興味本意で語ってほしくない。紙媒体で発行しているのだから、責任を持ってほしいです。ハンセン病をらい病、統合失調症を精神分裂病と書かないでしょう?
仲間には、障害者手帳や、自立支援を受けているような、何十年もうつ病に苦しんでいるような人がたくさんいます。そこを書かないと、この本を読んだ限りは「鬱は甘え」と思われても仕方がない。プラモデルに没頭したり、自分が好きとかお経を唱えれば鬱は治ると思われたら、確かに「鬱なんて治るんじゃん」と知らない人は思ってしまう危険性をはらんだ本。ギリギリでやっと生きている人が多いのに、ここに出てきている人はあれもこれもと欲張って、うまくやれない自分に腹を立てて落ち込んでいるだけ。

出典:amazon

奥さんがいたり仕事で成功している人が鬱になりそこから復活する本です。
彼女もいない、仕事でも成功していない僕のような人間には何の役にも立ちませんでした。

出典:amazon

 


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1 thought on “【感想】うつヌケを読んでみて【ネタバレなし】

  1. DRNO 返信する

    自然治癒を促す最強の必須栄養素です。
    最新の研究で、自閉症やアルツハイマー病や癌は、ヒューマンパピローマウイルスの感染とアスベスト±重金属の汚染の合併と分かりました。治療はいたって簡単です。平均適量は、ビタミンD400単位x3~4/日とタウリン180㎎x3~4/日です。全身のウイルスやアスベストが尿中に排泄されます。回復を促進させる事が出来ます。発症3年以内だと脳は劇的に良くなります。それ以降は効果は落ちますが、徐々に効きます。近くの薬局で買えない場合は、ネットや又は海外から個人輸入できます。タウリンはリポビタンDなどにも入っている安全なものです。ビタミンDは骨・カルシウム代謝のみでなく、脳細胞を元気にして、その再生と更に新生をも助けます。つまり健康人でも飲めますし、それなりに集中力がつき、頭が働くという事です。両者とも強力な、そして副作用の殆どない、抗がん/抗ウイルス作用が見つかっています。是非私のブログを参照にしましょう。➡ http://blog.goo.ne.jp/nobuokohama 。
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